中国の学術界で不正行為が後を絶たない。国家自然科学基金委員会は先ごろ、北京大学、復旦大学、南開大学、上海交通大学、西安交通大学などの大学や研究機関の学者計52人が関わった不正行為46件を発表した。
同委員会の「2022年発覚の不正行為の処理結果通報」によると、半年間で計77人が関わったとしている。大学別に最も多かったのは西安交通大学で4人、また上海交通大学が3人となっている。
この通報によると、発覚した52人のうち32人が提出文の盗用や剽窃行為を働き、そのほか論文の偽造、研究データや画像の改ざん、論文の代筆、案件提出文の盗用や剽窃、提出文の他人への委託執筆といったケースがあった。
(中国経済新聞)
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