台湾の「聯合報」は11月1日、中国パンダ保護研究センターから派遣された専門家の呉虹林(Wu Honglin)氏と魏明(We Ming)氏がこの日に桃園空港に到着し、パンダの「団団」、「円円」一家を見舞いに台北市立動物園に直行したと報道した。翌11月2日に記者会見を開く予定という。
動物園によると、上級エンジニアである呉氏は長年にわたりパンダの病気予防や繁殖などに従事しており、2001年7月から四川省臥竜にある自然保護区管理局のパンダ保護研究センターに勤務し、2016年に中国パンダ保護研究センターに異動している。また魏氏も上級エンジニアで、同じく2001年から臥竜のパンダ保護研究センターに勤務し、2016年に中国パンダ保護研究センターに異動しており、パンダの飼育管理や人工授精などに精通している。
「団団」と「円円」は2008年に中国から台北市立動物園に贈られたもので、「団団」は今年8月にてんかんの症状が現れ、MRI検査を2度行った結果、異常個所が拡大していることがわかった。動物園側は「団団」の病情について、臥竜のパンダ繁殖センターと常に連絡を取り合っている。
(中国経済新聞)
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