マカオ政府の衛生局はこのほど、人数制限および責任者やガイドに対する7日おきのPCR検査義務付けなどといった条件を盛り込んだ「団体ツアー実行元への提案」を発表した。賀一誠行政長官はこの前に、11月には中国本土からの団体ツアー受け入れを再開すると述べていた。
中国の旅行サイト「同程旅行」(LY.COM)によると、この提案の発表から1時間でマカオ旅行に関する検索件数が急増し、キーワード「マカオ」の検索は前日の同じ時間帯を237%、マカオのホテルは160%、中国とマカオを結ぶ航空券や航空便は150%上回ったという。また、マカオ旅行に関する情報やプランの検索が多かった地域は広東省、浙江省、上海、江蘇省、福建省であった。
同じく旅行サイトの馬蜂窩(mafengwo)は、「マカオ」へのアクセス件数が330%も増え、うち「マカオの遊び方」が241%増、「マカオ攻略」が275%増となっている。
中国の大手旅行会社によると、コロナ禍で旅行業者がかなり打撃を蒙っており、特に遠方への旅行が激減している。マカオへの団体旅行が11月に再開すれば、大手各社にとって絶好のチャンスとなる。すでにコースの計画も始まっているが、香港やマカオは長らく団体旅行が途絶えていたので、各業者とも準備期間や当局からの正式な連絡を待つ必要があるとのことである。
(中国経済新聞)
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