太陽光発電事業が盛んに行われている中国で、ソーラーパネルの需要が激増している。
中国電力計画設計院でクリーンエネルギー研究院の副院長を務める饒建業氏によると、今年に入って新エネルギーの整備が加速する中、1—4月の太陽光発電の新規建設分は去年の同じ時期より23.6%多い1688万キロワットであった。これからさらに規模が膨らみ、ソーラー産業全体が成長していくと見ている。
現在、ソーラーパネルのメーカーはいずれもフル稼働で増産に励んでいる。
陝西省西安市にある太陽光電池の生産工場は、今年に入り24本の生産ラインがすべて連日フル稼働状態である。拡張工事を終えたばかりで、生産規模はこれまでのほぼ2倍に増えたという。
旺盛な需要を受けて原料であるシリコンの発注も増えており、各メーカーとも6月分の生産がすべて満杯状態である。最新の生産計画によると、各社を合計した年間のシリコン生産量は80万トンに達するという。
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(中国経済新聞)