1ヵ月半にわたって閉鎖されていた北京の故宮博物院は、北京の新型コロナウイルス流行が落ち着き、6月7日午前から観光客の見学を再開した。
故宮博物院は、北京市政府の防疫要求に基づき、4月22日に閉館した。
7日、北京故宮博物院は収容率の上限を75%とする要求に沿って営業を再開した。全ての入館者は、72時間以内のPCR検査陰性証明書に加えて、検温と健康コード検査の後、入場することができる。
現在、故宮博物院は北京市の防疫要求に従って、博物館を訪れる観光客は事前にオンラインで予約する必要があり、予約なしでの観光客の来場は受け付けていない。
故宮博物院では、観光客の安全と秩序を確保するため、多くのスタッフを各所に配置し、サービスや案内を行っており、マスクをしていない観光客を発見した場合、速やかにマスクの着用を促している。また、入り口にはソソーシャル・ディスタンスを確保するための安全ラインが施されており、足の不自由な方のために、故宮博物院は”愛心通路”(専用通路)を設置した。
再開初日は、故宮を訪れる観光客も少なく、以前に比べ、故宮を訪れ撮影するにはベストなタイミングだと感じた。前ほどの混雑もなく、スポットやアングルを探すのも大変ではないので、撮影しやすいと思う。
(中国経済新聞)