中国配車サービス最大手の「滴滴出行(DiDi)」が、今年6月にも電気自動車(EV)の製造計画を正式に発表するとみられ、来年6月の納車開始を目指していると報じられた。自動車生産事業のコードネームは「Da Vinci(ダビンチ)」。事業部は現在、北京市順義区に置かれ、約1700人が所属している。
滴滴が手掛けるEVは、一般消費者向けモデル(コードネーム「C1」)と配車サービス向けモデル(コードネーム「D1」)の2車種。生産能力に関する問題は、江西省贛州市にある新興EVメーカー「国機智駿(Guoji Zhijun Automotive)」の工場を買収することで解決できる見込みだという。
(中国経済新聞)