中国、1-2月の新エネ車販売が1.5倍増

2022/04/21 19:00

中国自動車工業協会は3月14日、2022年2月の自動車工業の生産・販売の概略を発表した。

それによると、22年2月には、新エネ車の生産・販売が前月に比べてともに減少したが、前年同期比では急増傾向を維持した。生産台数は前月比18.6%減、前年同期比2.0倍増の36万8千台、販売台数は前月比22.7%減、前年同期比1.8倍増の33万4千台だった。22年1-2月の新エネ車の生産は同1.6倍増の82万台、販売は同1.5倍増の76万5千台だった。

中国工業・情報化部(省)によると、2021年には中国新エネルギー自動車の販売量が前年比1.6倍以上増の352万1千台に達し、7年連続で世界一になった。また先進運転支援システム(ADAS)を搭載した乗用車が、新車市場で20%の割合を占めたという。

同部装備工業一司によると、21年はモデル転換と高度化の推進に力が入れられ、中国の新エネ車は引き続き世界の先頭を走った。「新エネルギー自動車産業発展計画(2021-35年)」が踏み込んで実施され、新エネ車の農村への普及の取り組みが持続的に展開され、バッテリー交換スタイルの応用テストがスタートし、「乗用車企業平均燃料消費量・新エネルギー自動車ポイント並行管理規定」政策の最適化・調整が行われ、燃料電池自動車のモデル応用がスタートし、公共分野における電動化レベルの向上が推進された。

(中国経済新聞)