河北省唐山市の焼肉店で男たちが女性を暴行した事件は、世間を騒がせ、唐山市公安局路北分局は6月10日夜から5回連続で警察通達を出し、事件に関わった9人全員を逮捕したと発表した。

目撃者によると、当該店舗の外でバーベキューを食べていたところ、突然、店内で大きな音がし、その後、誰かが争っているのは見たが、事件の全容は分からないという。

インターネット上で広まった監視カメラの映像によると、6月10日午前2時40分頃、濃い緑色のジャケットを着た男が、当該焼肉店に入り、入り口の女性3人のテーブルを2～3秒程見つめ、仲間とコミュニケーションを取った後、再び女性のテーブルに直行し、白いトップス女性の背中の右側に手を伸ばしたため、女性が男性を突き飛ばした。その後、女性が数回叱責した後、男性は再び手を伸ばそうとしたが阻止されたため、女性を強く叩いた。 女性とその友人は、男に瓶で反撃したが、この男の仲間も何人か加わって、女性達に暴行を加えた。

白い服の女性は店から引きずり出され殴られ続け、もう一人の女性は店の脇へ逃げ込み、数人の暴漢に追いかけられた。

目撃者が警察に通報した後、男たちはすでに逃げる準備をしており、「走れ、走れ、タクシー2台と自分で運転している車を呼べと叫んでいた」という。 目撃者は、約10分後に警察が現場に到着した時には、恐らく加害者は全員逃走した後だっと述べた。

殴打の映像は、国民の関心を集め、唐山市公安局は捜索本部を設置し、全力で加害者を捜索し、わずか1日で9人を逮捕した。

（中国経済新聞）