6月1日、中国の新興電気自動車(EV)各メーカーが、5月の新エネ車の納入台数を発表した。理想汽車は前年比166%増、小鵬汽車は同78%増でともに1万台を超えたほか、蔚来汽車も同じく前年増となる7024台であった。また零跑汽車は過去最高の10069台で、14か月連続で前年を200%以上上回り、哪吒汽車は144%増の11009台で1-5月の合計は前年同期比でプラス213%だった。
2022年について中信証券は、蔚来、小鵬、理想の3社が新車の開発時期に差し掛かり、スマート化や機能面について従来メーカーをはるかに上回る想像力や創造力を発揮していると見ている。新たなスマート化や機能の更新について、技術やシステム、工程についてかなりのニーズがあり、新エネ車産業のさらなる成長に及ぶような状態ではないので、問題でもある一方、追い風ともなるだろう。
(中国経済新聞)