5月19日、上海市で行われたコロナ対策の記者会見で張為副市長は、二段階に分けて企業の活動再開に踏み切ると発表した。
第一段階として5月末まで、社員が敷地内に寝泊まりするという閉鎖方式またはそれに準じた形をとりつつ、感染のない会社は送迎バスによる工場と社員居住地のピストン輸送も認める。
第二段階として6月上旬から、市内の感染状況を見極めながらさらに経済活動を浸透させ、各社の業務再開を拡大しながら、ノーリスクの地域では会社と団地の間を正常に往来できるようにする。
張副市長はまた、「5月22日から地下鉄やバスなどで区をまたがる運行を再開するが、乗車の際は48時間以内のPCR陰性証明が必要」と述べた。
(中国経済新聞)