上海浦東空港、5月16日より国内線の運航を再開

2022/05/17 11:28

ロックダウンから50日間を数える上海の浦東空港が、5月16日から一部の国内線の運航を再開した。

吉祥航空は、この日から福建省竜岩の往復便HO1145/46を運航すると発表した。戸籍は問わず、条件を満たしていればチケット購入が可能という。

上海を離発着する吉祥航空の国内定期便の運航は、ロックダウン以降初めてとなる。

また春秋航空も、5月18日より昆明および上海行きの運航を再開するほか、同じく18日に、学生の帰省専用便として大連への直行便を運航するとしている。

このほか南方航空、東方航空、四川航空、上海航空、アモイ航空、海南航空も、16日から北京、広州、深セン、昆明、武漢などを結ぶ路線の運航再開に踏み切った。一番早い北京への直行便は17日の東方航空MU5115便で、4月はわずか200元(約3800円)であったチケット代は1960元(約3万7240円)となっている。

浦東空港によると、搭乗の際は48時間以内のPCR陰性証明および24時間以内の抗原陰性証明を必要とするほか、健康コードが緑色であることを条件としている。

(中国経済新聞)