5月に入り、中国の上場会社はいずれも年間決算の報告を終えた。上海、深セン、北京の各証券取引会社によると、2021年度、社長の年収が1000万元(約1億9500万円)を超えた会社は29社で、トップは2500万元(約4億8760万円)だったという。
社長の収入ランキングを見ると、上位3人はいずれも2000万元を超えており、邁瑞医療の李西廷氏が2533.49万元で1位、次いで薬明康徳の李革氏がわずか60万元弱の差で2位、伊利の潘剛氏が3位であった。
1000万元越えが多かったのは、バイオメディカル、デジタル、食品や飲料などの業界であった。この結果はおおむね会社の業績に見合ったものであるが、29社のうち6社は赤字を計上している。
資料によると、1位の李西廷氏はシンガポール籍で、中国科技大学物理学部を卒業、1999年に現在の会社を設立している。
(中国経済新聞)