5月1日午後、中国シノファームの北京生物製品研究所で開発され、臨床研究を経た変異体オミクロン対応用のワクチンが、浙江省杭州市で初めて接種された。臨床段階に入ったオミクロン対応のワクチンの接種は、世界で初めてである
シノファームの監督管理局は4月26日、コロナ変異体対応ワクチンの様々な対象層における安全性や免疫性を評価するため、シノバックおよびシノファームがそれぞれ開発したワクチンの臨床研究実施を承認している。
この研究データが承認されれば、コロナ対応ワクチンが未接種であってもオミクロンのワクチンを接種できる、とのことである。中国で現在流行しているのはオミクロンであるが、3回目の接種を終えた人は20%にとどまり、特に高齢者のほとんどは未接種である。
(中国経済新聞)