広東省発展改革委員会は4月29日、省内で新エネ車の新車を個人で購入し、かつ省内で登録を済ませた場合は、利用補助金の申請を受け付けると発表した。条件を満たした購入者に対して、5月1日から6月30日までの期間で1台当たり8000元(約15.7万円)を支給するという。
中国のGDP全体のおよそ10%を占める基幹産業である自動車産業において、コロナ禍の広東省で一段と消費を促す策が導入された意味は大きい。 広東省はまた4月28日にも、手持ちの車を廃車にして新エネ車を購入した際は10000元(約19.6万円)を、また燃料自動車を購入した場合は5000元を支給、さらに旧車を売却して新エネ車を購入した場合は8000元、燃料車購入の場合は3000元を支給、といった消費刺激策も打ち出している。
(中国経済新聞)