山東省青島市紅島経済区(高新区)と中国電信青島支社・中興通訊社がこのほど、戦略的協力の合意を締結し、紅島経済区に共同での5G産業モデル区の建設――エリア内全域での5Gネットワーク対応、および5Gの新しい応用の研究開発・商業化プロセスを加速させ、5G業界の応用のモデルを共同で作り上げることを計画している。
高いポテンシャルを秘めた情報業界の新分野に対し、紅島経済区が先んじて中国国内の大手企業と協力する。それと同時に、人工知能、ソフトウェア開発クラウドプラットフォームなどの注目分野において、紅島経済区はファーウェイ、テンセント、百度、中興などの業界大手が定着・繁栄するよう誘致に注力している。これにより400社近い関連企業の盛んな発展を率いて大規模な産業コロニーを大筋で作り上げており、これは紅島経済区のソフトウェア・情報産業に大きなパワーを与えている。
農場では人手による作業は行われず、「阿波牛」と呼ばれるスマート機械があれば、昼間の精密な水まき、夜の草刈りができ、更に自動識別による収穫や、成熟度の違いに基づく分類まで行うことができる。このSF小説のような現代農業の風景は、紅島経済区(高新区)中央智力島にある百度(青島)智創基地において上演されている。百度(青島)智創基地は「クラウドコンピューティング+ビッグデータ+AI」三位一体の戦略構造に基づき、百度AI生態圏を作り出しているところだ。ファーウェイ青島基地もファーウェイソフトウェア開発クラウドプラットフォームの名で、ソフトウェア開発とサービス産業の生態圏を構築しつつあり、41社のソフトウェア企業が拠点を構えている。
(中国経済新聞)