2022広東省民営企業トップ100社を発表。1位はファーウェイでもなく、テンセントでもなく、あまり知られていない正威国際集団有限公司(Amer International Group Co., Ltd)だった。上位10社の2位からは、順次、華為投資控股有限公司(Huawei Investment & Holding Co., Ltd.)、騰訊控股有限公司(Tencent Holdings Ltd.)、碧桂園控股有限公司 (Country Garden Holdings Co.,Ltd.)、招商銀行股份有限公司(China Merchants Bank Co., Ltd.)、美的集団股份有限公司(Midea Group Co.,Ltd. )、TCL実業控股股份有限公司、比亜迪股份有限公司(BYD Co., Ltd.)、順豊控股股份有限公司(S.F. Holding Co., Ltd.)、珠海格力電器股份有限公司(Gree Electric Appliances Inc.)となった。
ファーウェイは昨年の1位から今年は2位にランクを下げ、2021年の収益は6368.07億元、前年比で28%減となった。また、昨年 4 位だった テンセントは、2021 年の収益が 5601.18億元で3位になったが、昨年 3 位だった 不動産の恒大グループ(Evergrande Group) は今年上位10社から外れた。
ランキングによると、上位1位から10位までの総売上高は全体の55.37%に達した。業種別では、トップ100社のうち製造業が54社、サービス業が35社、流通業が19社となっており、また、それ以外にも複合企業1社がランクインしている。
正威国際集団の取締役会長王文銀氏
上位10社のうち9割は馴染みのある企業だが、1位の正威国際集団有限公司はあまり知られていない。同社は次世代ネットワークと新材料による完成された産業チェーンをリードするハイテク産業グループで、1994年に貿易とOEMを基本にした販売・運営形態を確立し、1999年に正威国際集団有限公司を設立した。現在、グループの従業員数は3万人を超え、「世界の銅王」と呼ばれる王文銀(Wang Wenyin)氏が取締役会長を務めている。
正威国際集団有限公司は、2021年には売上高7200億元(約14.6兆円)超を達成し、2022年には世界トップ500社の76位にランクインしている。
(中国経済新聞)
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