コロナから立ち直りつつある上海で、経済を早期に回復させ、消費を活性化するための取り組みとして、地元政府により行動計画案が発表された。
中国通販サイト大手3社の一つである「拼多多」は、こうした動きに応えるべく、6月18日の「買い物フェア」を前に、総額30億元(約590億円)以上となる商品割引券を全市民に配布すると発表した。
キャンペーン期間中、パソコンや携帯電話などのデジタル商品、家電、生鮮および一般食品、ベビー用品、化粧品、アパレル品、書籍など、APPの全商品で利用が可能という。
また、大手スーパーの「蘇寧易購」も6月3日、まず総額20億元(約392億円)相当の商品券を配布すると発表した。デジタル製品、エアコン、キッチン・トイレ用品、黒物家電、集中管理システム、生活家電など全品種が対象で、アプリ「蘇寧クラウドショップ」より入手可能である。
(中国経済新聞)