中国のスマートフォンメーカー・シャオミは5月23日、ドイツのライカとパートナーシップを結んだと発表した。この結果、ライカは2016年から続けてきたファーウェイとの提携を解消することになり、ファーウェイも外国メディアよりこの情報を確認している。
ファーウェイのある幹部は、Android Authorityからのメールでの問い合わせに対する回答で、「ライカとの提携は3月31日に終了していることを確認した」と答えた。
ファーウェイとライカは、2016年にスマートフォンのP9シリーズを初めて共同開発し、その後Mate 9シリーズも発表した。ライカのレンズを付けたこれらの機種は、画像の鮮明度がiPhone以上であるとも言われ、かなりの人気を博した。
今回のライカとシャオミの提携樹立により、ファーウェイ製のスマホとしてP50とP50 Proがライカ搭載の最後の機種となるほか、Mate 50については発表の時期を問わずライカのロゴがなくなる。
去年の5月、ライカはアメリカでの締め付けによりマーケットシェアを落としたファーウェイとの提携を解消する予定、との情報が出ていた。新たなパートナーとして、Honorとともに名前の挙がっていたシャオミに白羽の矢が立った。シャオミは、初めてのライカのスマホが7月に発売予定で、機種名は「シャオミ12 Ultra」となるだろう、と予告している。
(中国経済新聞)