スターバックスは2022年度第一四半期の決算発表で、コロナの影響により、中国の店舗のおよそ3分の1が営業中止またはテイクアウトのみ対応となると示した。中国では店舗の売上高が23%、注文件数が20%それぞれダウンし、中国全体の売上高は前年同期を14%下回る7.4億ドルとなっている。
中国進出から22年を数えるスターバックスは4月27日、山東省青島の万象城に記念すべき中国5000店目をオープンさせた。
上海では、店舗数がすでに900店を超えている。
4月からロックダウンされている上海は、カフェの数が世界有数であり、中国のコーヒー消費の中心地であるほか、コーヒー豆の輸入や焙煎・加工の拠点でもある。よって今回のコロナは、スターバックスだけでなく中国のコーヒー業界全体に打撃を与える結果となり、第二四半期のスターバックスの業績は大幅に落ち込むと見られる。
(中国経済新聞)