中国でメタバースの潜在力ランキングを発表

2022/06/16 10:30

中国の調査機関である胡潤研究院は6月15日、メタバースについて潜在力のある企業200社「2022胡潤中国メタバース潜在力企業ランキング」を発表した。上位20社に選ばれたのは、チャイナモバイル、チャイナテレコム、テンセント、アリババ、バイドゥ、網易、ファーウェイ、ゴアテック、シャオミ、ZTE、京東、バイトダンス、アイフライテック、センスタイム、インスパー、レノボ、マンゴーメディア、37網遊、360、QIYであった。

胡潤研究院によると、200社をメタバースの主要5業種に分類した結果、ZTE、オーフィルム、アイフライテックなどレイヤー系が全体の38%を占め、次いでバイトダンス、マンゴーメディア、37網遊などアプリ系が23%、網易、バイドゥ、360などプラットフォーム系が20%、ファーウェイ、シャオミ、ゴアテックなど末端系が10%、チャイナモバイル、チャイナユニコム、チャイナテレコムなどネットワーク系が8%となっている。

また業務内容を見ると、ブルーフォーカス、奥飛データ、順網科技などソフトウェアやデータサービスの会社が17%を占め、次いで聯発科技、ウェル、ロックチップなど半導体系が16%、テンセント、バイトダンス、網易などメディア・エンタメ系が15%となっている。

200社のうち、北京、上海、深センに本社を構える企業が半数以上を占め、北京が最も多く55社、上海が33社、深センが23社となっている。さらに杭州が15社、広州が13社でうち3社が南沙である。

また、国営企業は16%、民間企業が84%となっている。

(中国経済新聞)

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