中国商務省の盛秋平次官は5月20日の記者会見で、「中国はネット通販の市場規模が2013年から9年連続で世界最大であり、利用者の数は10年間で爆発的に増えた」と語った。2021年の販売総額は2012年の9倍となる13.1兆元(約250兆円)で、小売全体に占める割合は世界最大の24.5%に達している。
2021年6月現在における中国のネット通販の利用者数は8.12億人で、これに伴い宅配業も急成長しており、2021年は1000億件以上で2012年の20倍近くに増え、世界最大となっている。
盛次官によると、この10年間は「エコ、ヘルシー、先進機能」への関心が高まっており、2021年は新エネ車の販売台数が352万台で新車8台のうち1台の割合となっているほか、スマートフォンの出荷台数のうち、5G対応のものが76%にあたる2.66億台となっている。
(中国経済新聞)