上海市、6月にロックダウンを解除する方針表明

2022/05/16 18:22

3月28日からロッグタウンされた上海市、6月に解除する方針を明らかにした。

上海市の宗明副市長が5月16日の記者会見で「6月1日から6月中下旬に正常な生産と生活を全面的に回復する」と述べた。16日から郊外の一部地区で自家用車の通行を認め、上海市を発着する列車や航空便の数を増やす。地下鉄やバスなど公共交通機関は22日から順次運行を再開する。

上海市は最初、ロッグタウンは3月28日に東部から始まった。当初は東西それぞれ5日ずつの予定だったが、感染拡大が止まらないため、終了時期を明言しないまま延長していた。市民が外出禁止し、物流網が寸断され、自動車など内外の生産活動にも大きな影響を与えている。

外出制限が本格的に始まってから、16日で50日となる上海では、市民生活や経済への影響が広がり住民の不満が高まっている。

厳格な行動制限によって、1日あたりの新規感染者は4月中旬の約2万7千人をピークに減少。15日には約2カ月ぶりに1千人を下回り、938人だった。